株式会社リバネスが7周年を迎えます

社長挨拶:「先端科学の活用と地域の活性をめざす」

~人と人とのつながり力で新たな価値を創造する~

2002年6月14日、「サイエンスの面白さを多くの人々に伝えたい」という15名の理工系大学生・大学院生の想いからスタートした先端科学の出前授業は、1都1府7県の小・中・高 等学校において取り入れられ、7年間で400回以上の開催、延べ約20,000人の生徒にご参加いただきました。また、実験教室で培ったサイエンスコミュニケーターとしてのスキルを生かし、小学校では「社会人講師活用型教育支援プロジェクト」(経済産業省委託事業)、中学校、高等学校では「早期工学人材育成事業」(経済産業省委託事業)の実施など、科学コーディネーターとしての活動も積極的に行ってまいりました。

 

さらに、全国5300校の高等学校にサイエンスを分かりやすく伝える科学雑誌「someone(サムワン)」の発行、大学との連携による実験教室の開催、企業を巻き込んで地域の教育活動を実践するための雑誌「教育応援プロジェクト」を全国の高校の先生に配布し、幅広い科学教育の推進と活性化を展開しております。また、理工系大学生・大学院生を対象とした研究キャリア応援マガジン「incu-be(インキュビー)」の発行や大学 でのキャリアセミナーの開催などを通じて理工系人材の育成を行うとともに、先端科学領域においても産学連携推進マガジンの「BioGarage(バイオガレージ)」、農地や自治体の地域活性化マガジン「BeAGRI(ビーアグリ)」など、5つの冊子媒体を継続的に配布しております。そして、昨年までは教育事業・教材開発事業・ウェブサービス事業・人材開発事業・研究開発事業・研究支援事業・アグリ事業という7つの事業を推進しておりましたが、今年度から教育開発事業・教材開発事業・人材開発事業・研究開発事業・農林水産開発事業・プロモーション事業・コンサルティング事業へと進化させ、さらに活動のフィールド全力で広げております。

 

本年に入り、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」における初の民間有償利用制度を活用し、植物の種を宇宙へ打ち上げ、保管、回収 し、全国の小・中・高校にて実験教室を行う「宇宙教育プロジェクト」を推進するとともに、さらなる科学教育の発展に向けて「research based education system(研究をベースとした教育の新しいシステムの構築)」の構築に全力を尽くしてまいります。また、先端科学領域においては、「Open Laboratory」をコンセプトとした先端科学技術研究所を設立し、「環境」「医薬」「食品」分野において、自立した組織の基盤を築くととともに、積極的な外部とのコラボレーションによるスピーディーでユニークな研究を開始します。社会との継続的なコミュニケーションを行うことで、的確に社会の要望を 捉えた科学技術の創出を目指します。

 

7周年を迎え、100年に一度の不況といわれているこの時代を「科学教育の活用と地域の活性化」を目標に掲げ、東京本社を含む北海道事業所、大阪事業所、九州事業所、沖縄事業所の5つの拠点と中央研究所及び琉球研究所の2つの研究所を作りました。地域の活性化こそがこの不況を乗り越える一つの解決策ととらえ、さらなる挑戦をしていきます。

 

また、5つの開発系事業部と2つのサービス系事業部に事業部組織をさらに強化し、各事業部の自立とコミュニケーションを促し、「バランス」をしっかりととって進んでまいります。変化の多い時代を生き抜く組織として、個々の自立と密なコミュニケーションによってイノベーショ ンを生み出し、新しいフィールドへこれからも挑戦し続けます。

 

今後ともより一層のご支援ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

平成21年6月14日
株式会社リバネス
代表取締役CEO 丸 幸弘