株式会社リバネスが6周年を迎えます

社長挨拶:「変化・自立・コミュニケーションによる新たなイノベーションの創出」


「サイエンスの面白さを多くの人々に伝えたい」という15名の理工系大学生・大学院生の想いからスタートした科学教育は、1都1府7県の小・中・高等学校において取り入れられ、6年間で303回の開催、延べ15,500人の生徒にご参加いただきました。教育事業を軸として、「サイエンスを分かりやすく伝える」ことを強みに、現在は、教育事業・教材開発事業・ウェブサービス事業・人材開発事業・研究開発・研究支援事業・アグリ事業という7つの事業へと活動フィールドを広げております。


昨年度は、実験教室で培った科学コミュニケーターとしてのスキルを生かし、企業が小学校にて理科授業を行うことを支援する経済産業省委託事業「理科実験教室プロジェクト」や川崎市のサイエンスカフェ事業「かわさきサイエンスカフェ」の実施など、科学コーディネーターとしての活動も積極的に行ってまいりました。さらに、全国5300校の高等学校にサイエンスを分かりやすく伝える科学雑誌「someone(サムワン)」の発行、大学との連携による実験教室の開催、企業を巻き込んで地域の教育活動を実践するための教育応援プロジェクトの推進など、幅広い科学教育活動を展開しております。


また、理工系人材の集う企業として、理工系大学生・大学院生を対象とした研究キャリア応援マガジン「incu-be(インキュビー)」の発行や大学でのキャリアセミナーの開催などを通じて理工系人材の育成を行うとともに、先端科学領域においても4大学との共同研究の実施、神奈川県のベンチャー企業の事業化支援を行う「神奈川県大学発・大企業発ベンチャー創出促進モデルプロジェクト」による産学連携支援、そして、独自の研究開発の準備を進めてまいりました。


本年に入り、3月の国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」打ち上げ、7月に予定されている北海道洞爺湖サミット開催など、宇宙と環境に対する世の中の興味・関心が高まってまいりました。その中で、当社では「きぼう」における初の民間有償利用制度を活用し、植物の種を宇宙へ打ち上げ、保管、回収し、全国の小・中・高校にて実験教室を行う「宇宙教育プロジェクト」を推進するとともに、さらなる科学教育の発展に向けて教育総合研究所を新たに設立いたします。また、先端科学領域においては、「Open Laboratory」をコンセプトとした先端科学技術研究所を設立し、「環境」「医薬」「食品」分野において、自立した組織の基盤を築くととともに、積極的な外部とのコラボレーションによるスピーディーでユニークな研究を開始します。社会との継続的なコミュニケーションを行うことで、的確に社会の要望を捉えた科学技術の創出を目指します。



6周年を迎えるにあたり、「変化・自立・コミュニケーション」をスローガンとして掲げ、5つの開発系事業部と2つのサービス系事業部に事業部組織を改編し、各事業部の自立とコミュニケーションを促します。変化の多い時代を生き抜く組織として、個々の自立と密なコミュニケーションによってイノベーションを生み出し、新しいフィールドへこれからも挑戦し続けます。今後ともより一層のご支援ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。



平成20年6月14日
株式会社リバネス
代表取締役 丸 幸弘